単利運用と複利運用とは?

運用ガイドコラム

FXの自動売買システムでの資産運用に限らず、投資用語で「単利運用」と「複利運用」と言うワードを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

弊社のFX自動売買システムでも、「単利運用」と「複利運用」を選びながら資産を運用することができます。運用を初めて間もない方々には、常日頃から単利運用で、利益を別口座などにプールし、確保してもらうことをお願いしております。

これはなぜかと言うと、いかに優秀な自動売買システムであっても、ロット数の設定やONとOFFの切替を誤ると、元本割れのリスクがあるためです。

毎月の利益を別の追加口座に移動させるなり、毎月末に出金をするなりしてこそ、「利確」と呼べる状態です。ここでは、その単利運用と複利運用の違い、メリットとデメリットについてご説明します。

単利運用とは?

単利運用とは、例えば、10万円を月利10%で運用できたと仮定すると、単利運用の場合は毎月1万円づつの利益であり、半年後の利益合計は6万円になります。この計算は非常に簡単です。

運用月数 運用元金計(円) 利益10%(円)
1ヶ月目 100,000 10,000
2ヶ月目 100,000 10,000
3ヶ月目 100,000 10,000
4ヶ月目 100,000 10,000
5ヶ月目 100,000 10,000
6ヶ月目 100,000 10,000
合計 600,000 60,000

このように表で見るとわかりやすく、毎月10万円を運用し、毎月1万円の固定の利益が続く状態を単利運用と言います。毎月の投資額の10万円は、10ヶ月後にはプラス10万円になり、投資金の全額を自動売買システムでプラスにした状態です。

複利運用とは?

一方、複利運用になると、やや運用額と利益が変わってきます。例えば、10万円を月利10%で運用した場合です。2ヶ月目には手元に11万円があります。複利運用は、その11万円を2ヶ月目に、そのまま1万円の利益も合わせて運用する状態を言います。下表で見てみましょう。

運用月数 運用元金計(円) 総利益10%(円)
1ヶ月目 100,000 10,000
2ヶ月目 110,000 11,000
3ヶ月目 121,000 12,100
4ヶ月目 133,100 13,310
5ヶ月目 146,410 14,641
6ヶ月目 161,051 16,105
合計 771,561 77,156

複利運用だと、半年で77,156円の利益になり、単利運用に比べて17,156円も利益に差が出ます。この差は歳月が流れると、さらにどんどん広がっていきます。

複利運用で1億円は簡単に到達できる?

試しに10年間、毎月10万円を、月利10%で複利運用した結果を表にしてみます。6ヶ月目までは先ほど表にしましたので、7ヶ月目からスタートしてみます。

計算表が長くなってしまいましたが、1億円になるまで何ヶ月かかるでしょうか?

運用月数 運用元金計(円) 総利益10%(円)
7ヶ月目 194,872 94,872
8ヶ月目 214,359 114,359
9ヶ月目 235,795 135,795
10ヶ月目 259,374 159,374
11ヶ月目 285,312 185,312
12ヶ月目(1年) 313,843 213,843
13ヶ月目 345,227 245,227
14ヶ月目 379,750 279,750
15ヶ月目 417,725 317,725
16ヶ月目 459,497 359,497
17ヶ月目 505,447 405,447
18ヶ月目 555,992 455,992
19ヶ月目 611,591 511,591
20ヶ月目 672,750 572,750
21ヶ月目 740,025 640,025
22ヶ月目 814,027 714,027
23ヶ月目 895,430 795,430
24ヶ月目(2年) 984,973 884,973
25ヶ月目 1,083,471 983,471
26ヶ月目 1,191,818 1,091,818
27ヶ月目 1,310,999 1,210,999
28ヶ月目 1,442,099 1,342,099
29ヶ月目 1,586,309 1,486,309
30ヶ月目 1,744,940 1,644,940
31ヶ月目 1,919,434 1,819,434
32ヶ月目 2,111,378 2,011,378
33ヶ月目 2,322,515 2,222,515
34ヶ月目 2,554,767 2,454,767
35ヶ月目 2,810,244 2,710,244
36ヶ月目(3年) 3,091,268 2,991,268
37ヶ月目 3,400,395 3,300,395
38ヶ月目 3,740,434 3,640,434
39ヶ月目 4,114,478 4,014,478
40ヶ月目 4,525,926 4,425,926
41ヶ月目 4,978,518 4,878,518
42ヶ月目 5,476,370 5,376,370
43ヶ月目 6,024,007 5,924,007
44ヶ月目 6,626,408 6,526,408
45ヶ月目 7,289,048 7,189,048
46ヶ月目 8,017,953 7,917,953
47ヶ月目 8,819,749 8,719,749
48ヶ月目(4年) 9,701,723 9,601,723
49ヶ月目 10,671,896 10,571,896
50ヶ月目 11,739,085 11,639,085
51ヶ月目 12,912,994 12,812,994
52ヶ月目 14,204,293 14,104,293
53ヶ月目 15,624,723 15,524,723
54ヶ月目 17,187,195 17,087,195
55ヶ月目 18,905,914 18,805,914
56ヶ月目 20,796,506 20,696,506
57ヶ月目 22,876,156 22,776,156
58ヶ月目 25,163,772 25,063,772
59ヶ月目 27,680,149 27,580,149
60ヶ月目(5年) 30,448,164 30,348,164
61ヶ月目 33,492,980 33,392,980
62ヶ月目 36,842,278 36,742,278
63ヶ月目 40,526,506 40,426,506
64ヶ月目 44,579,157 44,479,157
65ヶ月目 49,037,073 48,937,073
66ヶ月目 53,940,780 53,840,780
67ヶ月目 59,334,858 59,234,858
68ヶ月目 65,268,344 65,168,344
69ヶ月目 71,795,178 71,695,178
70ヶ月目 78,974,696 78,874,696
71ヶ月目 86,872,165 86,772,165
72ヶ月目(6年) 95,559,382 95,459,382
73ヶ月目 105,115,320 105,015,320

73ヶ月目にして1億円以上の総利益になりました。約6年です。

小学校の入学式に10万円の入学祝いを、10%の利回りで複利運用し続けたら、小学校卒業時点では1億円の資産ができている計算です。そう考えると、10万円を1億円にするのは、長いようで短い期間のようにも思えてきますね。

単利運用と複利運用のメリットデメリット

単利運用と複利運用は、長期的に利益を計算したら複利運用のほうが雪だるま式に資産が増えるのが見てわかりました。これは大きなメリットです。単利運用よりも多くの利益を求めるのであれば、複利運用が向いていると言えます。

しかし、複利運用は、毎月の利益をそのまま翌月も運用するため、利益は増えますが、運用し続けなければならない縛りが生じます。その間に万が一、世界経済を揺るがすような戦争や大地震など、大問題が起きる可能性はゼロではありません。相場が大荒れになり、それまでの利益が全てなくなってしまうリスクがあるのは複利運用のデメリットです。

単利運用のメリットは、毎月決まった利益を確定させて、引き出して使うことができることです。利益を複利運用せずに、決まった額の利益をお買い物や旅行などに毎月使うことができます。

しかし、同じ運用期間で見ると、複利運用ほどの利益を出すことはできません。これをデメリットと感じるかは、人それぞれ異なると思います。

自動売買システムの理想的な運用方法

自動売買システムを運用されて、まだ間もない方々には、まずは運用されている元本を単利運用していただき、運用元本分を全額利益として獲得。それからその利益で複利運用をされるのがもっとも理想的なシステムの運用方法だとご案内しております。なぜなら、万が一、運用資金がなくなっても、運用額分の利益は別の口座にプールしてるので、損失はゼロだからです。

自動売買システムの単利運用と複利運用は、個人個人の投資スタンスにお任せしております。どちらが良いかの最終判断はご自身でなされてください。また、運用資金を増やしても、ロットを上げなければ利益は増えません。ご注意ください。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。